ビジネス・恋愛で使える心理学 類似性の法則とは?ただ似てればいいってもんでもない

仕事・就職

こんにちは。

どろろーなです。

あなたの周りのご友人は、どんな人でしょうか?僕の周りの友人は変な人ばっかりなのですが…「自分と似たような価値観を持っているやつが多いな…」と感じませんか?

今日はそんな人間関係に関するお話…類似性の法則についてお話していきたいと思います。「似たもの同士」引かれあう…本当にそうなのか、そのメカニズムを見ていきましょう!

…にしても思い返すと、僕の周りって本当に変な人多いなー…逆説的に僕も変ってことになるからやめてほしい()

類似性の法則とは?

類似性の法則について

類似性の法則とは…と畏まって説明しなくても大抵予想はついていると思いますが、「自分と共通点があったり類似性がある人に対して親近感を覚え、友好関係を築ける」という法則になります。(まんまですね~…)

例えば好きな食べ物や出身地域・高校、得意な分野や趣味などが同じ人とはいい人間関係が築ける可能性が高いということです。「類は友を呼ぶ」なんて言ったりしますね。

以上!で終わってもいいくらい簡単な理論ではあるのですが、実はこの類似性の法則、言葉の意味通り受け止めるだけでは実は不十分。「どういう事柄で類似性があればより親密になれるのか?」だったり、「何故類似性があると親密になれるのか?」など、深堀すべきことがたくさんあります。後半でその辺の話をしていきます☆

類似性の法則に関する実験

心理学者のニューカムは、新しく大学寮に入った17名を対象に友人選択に関する実験を行いました。17名がどのように仲のいい友人を選択するか?時間経過を経て調査したのです。

その結果、はじめの一週間は入居した部屋が近いなどの物理的距離が近い人物が仲の良い人物として挙げられる傾向にあったが、14週間後の調査では態度や価値観などの類似性がある人物が仲の良い人物として挙げられる傾向にあったのでした。

つまり、初期のころは遭遇する回数の多い友人が選択される傾向にあるが、時間経過とともに自分と似ている人物や同じ価値観を持つ人と仲良くなる傾向にあるということですね。

共通点があるだけでなく「パーソナルな部分」が重要

初めに「好きな食べ物や出身地域」…など例を上げましたが、実はこれは厳密には違います(例としてわかりやすいので書きましたが)。類似性の法則として論文等で証明されているのは、容姿や態度(考え方や価値観)がより大きい親密度を生み出すということなのです。

これは、自分と同様の容姿や考え方を持つ他者を認めることで「自らの妥当性を証明する」イフェクタンス効果によるものと思われています。自分と類似した他者を認める=妥当であると判断することは自らのパーソナルな部分が社会において妥当であるということを立証することになり、魅力を感じるのです。

つまり、これを踏まえると例えば「同じ食べ物が好き」ということに関しては、ラーメンでもカレーでもそれは各々の好みの一部として社会で認められているため、パーソナルなこととして社会で認められる必要性が低いため類似性の法則は働きづらいですね。出身地域も同様です。

一方で例えば「サラリーマンはこうあるべき」みたいな考え方や、「容姿」に関することは社会においては意見がわかれたりそもそも存在させてはいけない(と他人が感じる)ものがあったりします。社会的に存在してもいいという承認が得られる必要があることほど、類似性の法則が強く働き他人に魅力を感じるきっかけになるのですね。

SとMは共通点ではないのに引かれあうのか?-依存の関係

ここまで、類似しているもの同士は引かれあい親密になる、という話をしてきましたが…

じゃあSとMはなんで引かれあうんだよ

と思いませんでしたでしょうか?え?思わない?

これは「相補性」といい、お互いに補い合う関係により親密になることも分かっています。支配したい人(支配欲求)が支配されたい人(被支配欲求)と上手くいくのは、お互いの異なる欲求が双方の欲求を満たしているから成立するということです。類似性と相補性は共存しており、どちらの効果もあると言われています。

類似性の法則の活用例

ビジネスシーン

社内でも社外でも、人間関係を築くうえで親密になることはとっても重要です。そんなときは、相手との共通の価値観や考え方を発見して顕在化することにより親密度を高めることができます。

いきなり考え方や思想という話は難しいと思いますので、(本来は異なりますが)共通の趣味や出身地などの属性の話から入り、まずは「共通している点」のタネを見つけましょう!

恋愛

恋愛においても相手との共通点は重要です。殊更恋愛においてはビジネスとは異なり、あなたと相手の1対1であることも多いですね。

そんなときは、考え方などの類似性だけでなくミラーリング等も活用し、類似性をうまく作り出しましょう!(ミラーリングについては下記で説明していますので合わせてご確認ください)

ビジネス・営業で使える心理学!⑥ラポール形成(信頼関係)について解説!

まとめ

ということで、今回は類似性の法則についてでした。いかがでしたでしょうか?

まずは小さなことからでも、「自分と相手との共通点は何なのか」を意識して会話することにより、有効な人間関係を築いていきましょう!

スタンド使いの方は、新たな敵の襲来にお気をつけて…

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