英単語の覚え方。結論: 脳の仕組みを理解すれば効率的に暗記できます

勉強法

こんにちは。

どろろーなです。

今では小学生から大人まで学んでいる英語について、多くの方が苦手としている英単語の暗記方法について書いていきます。

高校受験やTOEICなど、皆さんはどのように暗記しているでしょうか?

中学生
中学生

単語帳に載っている単語を書いて覚えてるよ!ちゃんと完璧に覚えられるまで書き続けて、ノート真っ黒になるまで頑張ってる!ルン♪^^

ダメです。(キッパリ)

受験生でしたら英語は科目の1つに過ぎず、TOEICでしたら文法やリスニングなどもっと学ぶべきことがたくさんあるのです。単語なんてちょちょいっとやっつけて、ボリュームのあるゾーンに注力しましょう。この記事も2分くらいで読んで早く机に戻ってください。(厳)

▲著者について

  • 高校受験→当時英語は苦手科目でした。英検3級落ちました。
  • 東京大学受験までにノウハウ化し、得意科目に。
  • 大学卒業時TOEICは930点です。

トリンプクイックミドルリリースしたのでスウォースしてみました!

意味わかりますか?私はわかりません。(何故なら、意味なんてないでたらめに作った文章なので笑)

文章というのは、「単語」が「文法」の決まりに基づいて配列され、意味を成しています。どの言語もそれは共通で、日本語もそうですね。つまり、最小の構成要素である単語の意味がわからないと、文章の意味がわかるということは基本的にはないのです。

上の例は日本語の文法に基づいて主語・述語等が配置されており、文章となっていますが肝心の単語が全く意味を成していません。最小単位の単語が意味を成していないと、文章にはならないわけですね。つまり、単語を知らないと文章としては理解できないわけです。

英単語を暗記する方法について

見て覚える

単語帳を眺めながら、英語と日本語を行ったり来たりしつつ見て覚える方法ですね。このやり方をしてる人は電車の中や図書館など、どこでも実践できるというメリットがありますね。

どの暗記方法にも共通であることですが、単語を見て覚える際は特に

「英語ー意味」の覚え方ではなく、「英語ーイメージ」の覚え方を徹底してください。

↑こんな感じです。お上手な絵ですね。

英単語を見たときにその日本語訳を思い出すのではなく、「意味を持つ絵」が浮かんでくる状態になればベストです。これは、私たち日本人が日本語を使うときと同じように単語を認識するための工夫です。最初は中々難しいと思いますので、少しずつイメージを想像しながら暗記すればOKです。

読んで覚える

家や学校では読んで口に出して覚えることができますね。「五感を使った行為は記憶に定着しやすい」のです。

見て覚える・・・「視覚」

読んで覚える・・・「視覚」「聴覚」

このように、口に出すことで耳からインプットが入り、単語を覚えやすくなります。尚、発音についてはこだわらなくて大丈夫です。ある程度正しい読み方(例えばpowerならパワーくらいの感じでいいです)が出来れば、それでOK。ガッチガチに正しい発音で暗記するのは、結構ハードル高いと思います。すべての単語でそれを行なうのはあまりにも非効率。発音は実践の中で磨いていけば後々困りません。

書いて覚える

この方法には細かく分けると2つのやり方があります。

  • ひたすら単語だけ書いて綴りを覚える
  • 単語を使って文章を作り、書いて覚える

どちらも手間と時間がかかりますが、手を動かしているため単語の定着率は最も高く記憶に残りやすいですね。(「視覚」と「触覚」です。「聴覚」よりも「触覚」のほうがインパクトが強いのですね。)注意として、単語を書いて覚える際は英語のみしか視覚に入ってこなくなり、「綴りは覚えたけど意味がわからない」ということになりがちです。

出来るだけ意味も併せて暗記できるよう、「読んで覚える」との併用により意味も覚えるようにしましょう。

単語を覚える具体的なステップ 

では具体的に単語を覚えていく方法について解説していきます。

  1. 初日: 単語帳で意味確認テスト間違った単語にマーク付け(〇)
  2. 初日: 間違った単語だけ口に出して読んで覚える→1単語10秒で進めます
  3. 2日目~3日目: 間違った単語だけ口に出して読んで覚える→1単語10秒で進めます
  4. 4日目: 再度意味確認テスト間違った単語にマーク付け(◎)
  5. 1日~3日の間隔で上記の繰り返し 後半まで間違え続けた単語は書いて覚える

単語帳で意味確認テスト→間違った単語にマーク付け

英単語帳の「英語」を見て、「意味」がわかるかテストします。これが超重要無味乾燥な暗記ではなく、「テストの繰り返し」をし続けます

単語帳の左側にある英語を見て、意味が言えればスルーしましょう。もしわからなかった場合は赤ペンで〇を単語の横に書きます。完璧に覚えているか怪しいかなーと思うものも〇をつけてください。

間違った単語「だけ」口に出して読んで覚える

1で間違った単語を口に出して読んで覚えましょう。前述の通り、単語の意味を「イラストでイメージしながら」覚えることが大切です。

このとき、完璧に覚えるまで1語にこだわらずに進めましょう。長くても10秒程度で次の単語に進みます。これは脳科学における記憶のメカニズムである「忘却曲線」に関連しており、

1語1語完璧に覚えるまで読み続ける→すぐに忘れます

1語10秒で高速で回し、日にちの間隔をあけて何度も接触する→記憶として定着

ということに基づきます。スピーディにやりましょう。(忘却曲線に関しては後ほど説明します。とにかく、1回の学ぶ時間よりも学ぶ回数のほうが重要ということです)

一度読み終わったら、その日はそれで終えます。翌日、間違った問題を再度読んでいきましょう。

再度単語帳で意味テストをしてみよう

何回か復習して2日くらい経過したら再度単語帳でテストをしてみましょう。全ての問題をテストしていく中で、間違った問題には◎(にじゅうまる)をつけます。1回目のテストでは合っていた(たまたま覚えていた)単語や、1回目から引き続き覚えられていない単語を抜き出します。

1回目のテストの〇と2回目のテストの◎で比較すると、少し数が減ったと思います。無味乾燥な単語を暗記するという行為に、ゲーム性と報酬を持たせることで記憶への定着を高めます。詳しくは後ほど記載します。

3回目のテストでは〇がついてない単語(=間違ったことがない単語)、1回目に間違えた〇マークの単語はスルーしてテストしていきましょう。テストを繰り返すたびに学習量が減っていきます。このテストを繰り返していくと、

  • 自分が覚えにくい単語(形容詞や、意味がイメージしにくいものなど)
  • 正解したり正解しなかったりする単語(ちゃんと定着できていない)

が明確になります。それらの苦手単語は書いて覚えます。

自分が覚えにくい単語はより強力な「書いて覚える」方法で脳を鍛えます。このように苦手な単語に時間のボリュームを割くことで、効率よく勉強していきます。

あとはこのサイクルを高速で回していけば殆どの単語を覚えることができます。

※3回目、4回目に間違えた単語は◎に横線を入れるなど工夫してみてください!

脳の仕組みと記憶について

エビングハウスの忘却曲線と間隔反復

エビングハウスの忘却曲線という有名な理論があります。これは脳における記憶の定着の仕方についての理論になります。(横軸が日数の経過で、縦軸は記憶の保持量と思ってもらえればよいです。厳密には異なりますが)

人間は一度覚えたものを”忘れる”生き物です。どんなに完璧に記憶したとしても、1日後には半分以上忘れてしまい、6日目には殆ど忘れてしまうのです。

私も中学生のとき、一夜漬けで臨んだ地理の「県名テスト」が17点だったので、さながら生きる忘却曲線ですね。(?)

しかし、一度学んだことについて再度学習するとこの忘却曲線がゆるやかとなり、記憶の保持率が上がります。一度学んだことを最初は1日後、次は3日後~という風に繰り返し、間隔を広げながら学ぶことで、記憶の定着率が上昇し忘却する量が減少していきます。間隔反復と呼ばれる理論になります。

間隔反復(かんかくはんぷく、英: spaced repetition)、分散学習(ぶんさんがくしゅう、英: spaced learning)、間隔伸張法、間隔をあけた復習とは、前の学習から、その学習内容の復習までの間隔を延ばしてゆくことにより、心理学の間隔効果(英語版)を利用して効果をあげる学習技術である[1]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%96%93%E9%9A%94%E5%8F%8D%E5%BE%A9

…てこれ、脳科学じゃなくて心理学やんけ!!

ゲーム性と報酬系

覚えるという行為よりも「テストをする」ことに重きを置き、そこに向けて学習は最短にするという方法を説明しました。テストを繰り返していくと、テストをする単語自体が減っていきます。→学習時間が減り、自分が楽になります。

覚えるという行為の苦痛さよりも、テストをすることにより「自分が進歩している感覚」「テストのたびに学習時間が減る報酬」を重視することが重要です。

報酬とは、誘因行動(引き寄せられる、それに近づきたいと思う)を引きおこす刺激の総称である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A0%B1%E9%85%AC%E7%B3%BB#:~:text=%E5%A0%B1%E9%85%AC%E7%B3%BB%EF%BC%88%E3%81%BB%E3%81%86%E3%81%97%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%91%E3%81%84,%E5%9B%9E%E8%B7%AF%E3%81%AE%E3%82%B0%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%97%E3%81%A7%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

あれ?何も行動引き起こされてないぞ?

嘘じゃん!!!

……学術的な部分は置いておいて、要はいかに「テスト(ゲーム)とレベルアップ(マーク付けの連続)」の関係にするかが精神的に重要なのです(多分…)

でも実は…英単語は暗記しなくてもよくなるかも

英語をある一定まで勉強していくと、文章の流れから単語の意味が推測できるようになります。90%くらいの単語がわかれば、残りの10%は「ああ、こういうことかな」となります。つまり、単語学習も最終的に自分がなりたい姿・ゴールに合わせて行っていくのがベストです。

・英語でバチバチ話したい人、ライティングしたい人

単語勉強してください。ある種、終わりなき勉学の道ですね。

・さらーっと英語の情報が拾えればいい人、TOEICや試験などの対策がしたい人

ある一定までいけば単語学習はしなくても大丈夫です。十分読めます。十分読めるレベルまでの学習が一番コスパいいと個人的には思っています。わからない単語はその都度調べればよいのです。日本語と同じ。

どんな学習も、自分の最終系をしっかりイメージしながら取り組むと取り組むべき事柄が明確化されるためオススメです。私もTOEICの有効期限がそろそろ切れるので、取得しなおさなくちゃなぁ…と思いながらブログ書いてるどろろーなでした。

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